携帯用レンダリング設定のための準備

これは、8月9日の書き直し版です。
HTTP_USER_AGENTを見て、ez-webの場合には、ここで新設する"kt"メディア型でレンダリングするようにし、さらにi-modeの場合も "kt"メディア型にするようにします。

  1. 新しいCAPABILITYを追加
    1. CAPABILITYテーブルの編集
      • (CAPABILITY_ID,CAPABILITY)=(50,"HTML_KT")を追加
  2. 新しいメディアを追加
    1. MEDIA_TYPEテーブルの編集
      • (MEDIATYPE_ID,NAME,CHARACTER_SET,TITLE,DESCRIPTION)=(<新しいMEDIATYPE_ID>,"kt","Shift_JIS","KeitaiHTML",<適当な説明>) を追加します。
      • 本例では新しいMEDIATYPE_IDは 5 でした。
    2. MEDIATYPE_TO_MIMETYPEテーブルの編集
      • (MIMETYPE_ID,MIMETYPE_ID)=(5,5)を追加します("kt"のContent-Typeはtext/xhtmlである、という意味)
    3. MEDIATYPE_TO_CAPABILITYテーブルの編集
      • (MEDIATYPE_ID,CAPABILITY_ID)=(5,50) を追加します("kt"は HTML_KT、という意味)
  3. UPブラウザに関する設定の変更
    1. CLIENTテーブルの編集
      • name="UP"のレコードがあります。この例では CLIENT_ID=6 となっています。
      • このレコードについて PREFERERRED_MIMETYPE_ID := 5 にします。
      • また、MODEL := "None" にします。
    2. CLIENT_TO_MIMETYPEテーブルの編集
      • (CLIENT_ID,MIMETYPE_ID)=(6,5) を追加します (UPブラウザのContent-Typeは text/xhtml である、という意味)
    3. CLIENT_TO_CAPABILITYテーブルの編集
      • (CAPABILITY_ID,CLIENT_ID)=(50,6) を追加します (UPブラウザは HTML_KT である、という意味)
  4. html用のテンプレート・デコレーション等のファイルをkt用に複写する
    • decorations, template 配下で html と名前の付いているディレクトリがあれば、ディレクトリごと html から kt に複写します。対象となるディレクトリは次の通りです。
      1. WEB-INF/decorations/portlet
      2. WEB-INF/decorations/layout
      3. WEB-INF/decorations/generic
      4. WEB-INF/templates/generic
      5. WEB-INF/templates/layout
  5. DoCoMo端末に関する設定の追加
    1. CLIENTテーブルの編集
      • (CLIENT_ID, EVAL_ORDER, NAME, USER_AGENT_PATTERN, MANUFACTURER, MODEL, VERSION, PREFERERRED_MIME_TYPE ) = (<新しいCLIENT_ID>, <適切な数字>, "docomo", "DoCoMo/.*", "NTT DoCoMo", "None", NULL, 5 ) を追加しました。
      • 新しいCLIENT_IDは 18 でした。
    2. CLIENT_TO_MIMETYPEテーブルの編集
      • (CLIENT_ID,MIMETYPE_ID)=(18,5) を追加します。
    3. CLIENT_TO_CAPABILITYテーブルの編集
      • (CAPABILITY_ID,CLIENT_ID)=(50,18) を追加します (UPブラウザは HTML_KT である、という意味)