gccを動かすまで

弁当箱を買ってあったのですが、ウェブページやJavaScriptSafariチェックにしか使っていません。それではもったいない。portsのようなものとかもあるようですので、もうちょっと使ってみようと。
その前にコンパイラが必要となったので、gccを入手してみました。

とりあえずツールをおとす。

  1. http://developer.apple.com/ にあり "ADC Member Site" に行く。
  2. Apple Developer Connection メンバになる。
  3. ログインする。
  4. Developer Tools カテゴリから「Xcode」をおとす。私はLeopardなので、とりあえず3.0。
  5. インストーラを起動する。このさい、gccはデフォルトではインストールされません。「カスタマイズ」でチェックします。

カスタマイズだけ気を付ければ、あとは、すいーっと入りました。

バックスラッシュが入らない

とりあえず "Hello World" を印字するプログラムを書いてみたところ、改行が効かない、というか、エスケープ文字が効かない。
ちょっと調べたら、バックスラッシュと円記号が分かれているということ。なるほど。

キーマップを変更する。

109なんですが、円記号なんかいらん、バックスラッシュを入れたい、ってことで、調査したところ、 http://www.tom.sfc.keio.ac.jp/~hattori/blog/setting/mac/index.html#a000025 あたりに行きつく。
キモは keycode 101 に backslash を割り当てること。
ただ、この通りにして、X11の設定で「システムのキーボードレイアウトに従う」ようにすると、記号のキーマップがおかしい、ていうかこれは101系だな。
くまったので、109用キーマップを作って、"keycode 101"のエントリだけ変更、という方向で検討。xmodmap -pke を使うと、キーマップ全体が .Xmodmapの形式で出力されるようです。で、「システムのキーボードレイアウトに従う」際のキーマップをxmodmapが反映してくれていたらしめたもの。

  1. X11の環境設定」→「入力」→「システムのキーボードレイアウトに従う」のチェックを入れておく。
  2. xmodmap -pke > .Xmodmap で、現行のキーマップを書きだす。
  3. .Xmodmap で、 keycode 101 のエントリだけ変更。yen bar backslash barになっていたのをbackslash bar yen barに。
  4. X11の環境設定」→「入力」→「システムのキーボードレイアウトに従う」のチェックを外す。

で、円記号よりバックスラッシュの方が優先されるキーマップのできあがり(円記号はAlt+バックスラッシュ)。