サーバ入れ替えに時間がかかってしまった

公開サーバのハードディスク容量が逼迫しはじめていたのと、そろそろ故障しそうな雰囲気が漂ってきたので、急遽ハードディスク入れ替えが決定。
この際に、OSやサーバソフト等をバージョンアップしておこう、と思った次第。実はOSのバージョンが8.0 (現行は8.2)だったのはナイショ。
いつもは、策定した手順通りに実行していけば済んでたのですが、今回はかなり時間がかかりました。

FreeBSD 8.2 の bool only でネットワークカードが起動せんかった

boot only は、sysinstall を起動するところまでしかCDになくて、その他もろもろはサーバにとりにいく、というもの。
これでインストール設定が終わって、さてサーバに取りに行こうとすると、ネットワークカードが上がらないらしくて、接続に失敗しました。
結局、基本セットが入っているCDからインストールすれば、特に問題はありませんでした。

geowebcache.org が期限切れ

既に他の誰かにドメインを取られています。ということで、あそこにはいかないようにしましょう。ウィルスバスターさんに止められた。

geowebcacheでwmsUrlの"?"以降は無視される

classes/geowebcache.xml で、wmsUrl要素によってWMSのURLを指定しますが、この際、"?"以降が存在すると、無視します。
もっともありがちな例としては、MapServerで、http://domain/cgi-bin/mapserv.cgi?map=/path/to/map となっている場合、wmsUrlとして認識されるのは http://domain/cgi-bin/mapserv.cgi まで。
"?"以降については vendorParameters 要素をwmsUrl と同じレベルにおきます。

  http://domain/cgi-bin/mapserv.cgi
  map=/path/to/map

openjdk7ではgeowebcacheは動かない

どうも beans まわりか何かで、デフォルトコンストラクタを持たないと例外を吐くようになったようです。
openjdk7を入れた後でこの症状に遭遇して、アプリケーションサーバの方を疑ってかかったため遠回りになったうえに、openjdk6を入れなおすハメになりました。

PostGISのdeprecatedな関数が削除

PostGIS 2.0 がまだ正式リリースを出すのに難儀しておられるようです。気長に待ってます…ではなくて、正式リリースまで待たずに、プレビュー版を導入しています。
PostGISが当初から持っていた関数について、関数名が OGC SQL で定められている関数名と異なります。OGC SQL で定められた関数は "ST_" で始まります。
たとえば、"X()"という関数は当初からありましたが、OGC SQL では "ST_X()" です。
これまでは両者とも存置させ、非OGC SQL関数は、deprecated としていました。
現在公開されている版ではdeprecatedになっていた関数は削除されました。deprecatedになっていた関数を使おうとすると、エラーが出るようになります。
スクリプトから呼ぶクエリやユーザ定義関数等で、ちょこちょこdeprecatedなのを使っていて、とたんにエラーが噴出して困りました。
PostGIS 1.x を使っている場合は関係ありませんが、どうせアップグレードすると同じ目にあうのですから、このあたりでチェックをするというのは決して悪い話ではないと思います。

phpの make test が止まってびっくりしたうえに原因がgdだったので二度びっくり

phpはmake後にmake testを実行してテストを行うのですが、番号は覚えてないのですが、iconv関連でテスト自体が停止するという問題。
コンフィギュアオプションからiconvとそれに関係しそうな文字列処理等のオプションをはずして何度もコンパイルしたけれども一向に改善しない。
で、--with-gd を外すと成功。
gdとiconvとが関連するとは気づきもしなかったので、相当時間食いました。
packagesからインストールしていたのですが、portsからインストールしてみると、iconvオプションの有無を聞かれたのでiconvオプションを付けてコンパイル、インストールしたうえで、あらためてphpコンパイルして、make test を実行すると、すんなり通りました。