geocoding をやっぱり諦める

id:yellow_73:20060728 で諦めると宣言したのに、やっぱりやってみようと考えました。
データを眺めると、国土数値情報(行政区域)の地域コードと、街区レベルの市区町村名との整合性が取れません。近年の、いわゆる平成の大合併のため、年次ごとの市区町村名リストの大幅な変更が発生するためでしょう。ちなみに、行政区域の方が新しそうです。
街区レベルと行政区域との整合性が欲しいのは、

  1. ジオコーディングと逆ジオコーディングをセットにしたい
  2. 逆ジオコーディングのためには、いったん行政区域で市区町村を絞り込んで、街区レベルの代表点で最も近い丁目を答える、というようなのが必要

と考えたためです。
市区町村合併情報については、たとえば総務省統計局のサイト内にある http://gisplaza.stat.go.jp/GISPlaza/statistic/sampleGappei/infoSmplCity.html などが利用可能かも知れません。市区町村の合併情報をもとにした、市区町村レベルまでのgeocodingと逆geocodingのデータ更新は対応できるかも知れませんので、気が向いたらやるかも知れないです。
でも、それより細かいデータを扱うには、たとえば因島市土生町は尾道市因島土生町になったりして、大字クラスの変更がなされていますので、かなり面倒なことになりかねませんので、しません。