動画負荷分散に挑戦してみる

職場内で動画配信があったのですが、手持ちの端末から見るのは禁止されています。以前に輻輳が発生して5分間隔程度で落ちて、まともに見ることができない、ということがあったためです。
各端末から見るためには負荷分散は必須、ということで、 Darwin Streaming Server で中継をやってみる。
まず ports を探すとあったので、入れてみる。いつも感心するのですが、コンパイルに失敗することがないです。
/usr/local/etc/rc.d に darwin_streaming_server と streamingadminserver とがインストールされるので、これを動くように /etc/rc.conf に追加を施します。
ここで、サーバを上げる前に、管理者パスワードを設定します。

# qtpasswd -c (ユーザ名)
...
# echo admin: (ユーザ名) > /usr/local/etc/streaming/qtgroups

二つとも上げて、 http://localhost:1220/ にアクセス。さきほど設定したユーザ名とパスワードを入力、あと若干のパスワード設定を経て、メイン画面に。
ここからは http://d.hatena.ne.jp/killingofthedead/20070221/p1 を参照しました。
「Relay Settings」→「New Relay」。
上半分はソースの設定。「Source Hostname or IP Address」と「Mount Point」は、たとえば、http://foo.bar/aaa.sdp を中継する場合には「Source Hostname」は foo.bar にし、「Mount Point」は /aaa.sdp とします。今回のソースはこっちからリクエストを出すタイプだったので、"Request incoming stream"を設定。ソースにアクセスするためのユーザ名、パスワードは不要だったので、「User Name」「Password」は空欄。
下半分はデスティネーションの設定。「Hostname or IP Address」は「127.0.0.1」にしました。「Announced UDP」にチェックを入れ、「Mount Point」を適当("/test.sdp"とか)に設定し、User Name, Password は管理者ユーザ名とパスワードにしました。
Relay設定を完了したら、クライアントからアクセス。http://localhost:8000/test.sdp にアクセスして、リレーできたことを確認しました。
情報があったのであんまり苦労しなかった割に、リレーがすんなりいったので、ちょっと感動。