まもなく正月だと

今日は、本当に雑談中の雑談。ザ・雑談、みたいな。
ふと数年前のことを思い出しました。現住地で「未明のうちに初詣に行く」と思い立ちました。
実は近所をよく知らなかったので、地図を開き、近所にあるらしい神社に行ってみました。
位置を頭に入れて、レッツらゴー。暗い夜道をずんずんと歩いていきました。
二車線の県道の暗い歩道を歩き、ほどなくして暗い路地に入りました。住宅が数件並んでいるっぽいのが見えましたが、これもまた暗い。どれぐらい暗いかと言うと、確実に不審者扱いされそうなぐらい、といえばいいでしょうか。住宅のベランダから「ここで何している!?」と叫ばれたら、「ごめんなさいごめんなさい」と逃亡しなくちゃいけない。
でも元日未明だったら、もうちょっと人が歩いててもいいんじゃないかと思いました。他にも歩いてたら、ビクビクしながら初詣に行く必要も無いじゃないか…ていうか、本当に神社があるの!?
こういうとき、ふと頭をよぎるのが、小学生時代の自分。運動会、遠足などの学校行事で、登校途中に「本当は今日は通常授業だったりしたらどうしよう?」と不安になりました。なんというか、今の自分では理由が分かりません。それに、実際に学校行事の日にちを間違えたことはありません。あ、ランドセルを学校に忘れて背中が軽いまま帰宅したのは一回だけあります。恥ずかしい過去ですが、それよりもアレなのもあります。…やめときます。
さて、近所なのになんだか遠いところをさまよっているかのような感覚を持ちながら、頭に入れた地図を頼りに歩を進めました。
ていうか、間違いじゃないのか…?
そんな不安の中、住宅地を抜けると、パッと視界が開けました。
…到着した!?
…地図は間違いじゃなかったの!?
…社もある!?鳥居もある!?なぜか児童公園の遊具もある!?
到着しました。無事到着しました。
灯りが全くない神社でしたが。
社とか、鳥居とか、遊具とかは、月明かりでぼんやりと見えるだけ。うーん風流。
たいていは氏子連の役員に当たった人が灯りをつけ、酒やらみかんやらを振舞っています。それが無かったのです。
理由は不明ですが、キツネにでもだまされたのかと思うような初詣でした。
なお、ここ数年は、未明の初詣は行かずにNHK観てます…。