Mapserverをwmsクライアントにしてみる

基盤地図情報PostGISにインポートできた記念書き込みの際に「このデータ欲しい人っていますかね?」と書きましたが、s_yasueさんから「自力でやっとかないと今後のためにならないし。って感じ」とのことで、やはりといえばやはり。でも、無駄に時間だけ食いますよ、これ。
それで、配るのに関連してUMN MapserverでWMSWFSなんかをやろうかと思っていたのですが、いったん中止しました。
でも再開しました。
基盤地図情報を叩き込んであるのはモルモット機で、これは外部からのアクセスは受け付けません。そうすると困るのが、携帯電話機で遊ぶ時。外部からになりますからモルモット機の地図は見ることができません。
公開サーバにデータを叩き込む手もあるのですが、そちらにデータを叩き込む時にパワーを食われるので、実際にサービスを走らせているサーバは極力そっとしておきたいので、これはやらない。
で、はじめは個人サーバ機にスクリプトを入れて、モルモット機のUMN Mapserverにアクセスして画像をもらって、個人サーバ機に画像を貯めて、それを見せる、というのを計画しましたが、面倒くさいので、途中で挫折しました。
くまったところで、そういやUMN MapserverにWMSクライアント機能もあることを思い出しました。本家サイトで "WMS Clients with MapServer"(http://mapserver.gis.umn.edu/docs/howto/wms_client)という文書を発見。
これのマップファイルの断片を見ながら(本文は英語が苦手なんで読んでません)、こちょこちょとやりました。結局LAYERオブジェクトでデータソース指定でWMS特有の設定をしてやるだけです。ですから、WMSレイヤの上(マップファイルではWMSレイヤより後ろ)に、地図の中心に十字を書き込むレイヤを乗せてやると、ちゃんとそのレイヤも表示されました。意外と楽で拍子ぬけするぐらいでした。
これで、個人サーバ機から基盤地図を見ることができるようになりました。なお、地理院の承認を頂いていない以上、URLは絶対にここでは言えませんし、探さないで下さい。