Google Maps で逆ジオコーディングをやってみた

id:yellow_73:20081029#p2 で予告していましたというか、忘れないうちにメモのつもりでメモして、本当に忘れてて、思い出して、実際にやってみたというのが本当のところだったり。
http://blog.fkoji.com/2008/10261018.html を参照して、実行してみました。
Google Geocoder は、地番図を持っているみたいです。
街区レベル位置参照情報を使う場合には、最も近い代表点を検索して、それを地番とするしかないと思います(仮に「代表点法」としておきます)。
代表点法は、結局はボロノイ分割でどのサイトに属するかを探索するのと同じです。ボロノイ分割で作られる多角形は凸であるので、凸でない土地区画があれば、その土地区画については必ず間違いが生じることになります。凸でない土地区画があるかどうかと言えば、たくさんあります。
また、代表点法では、何らかの事情(都市計画区域外、登記されていない、等)で代表点が無い位置を検索対象とした場合には、本来は「不明」「番外地」と出なくてはいけないのに、無理やり近隣の代表点を持って来て「これがここの地番だ」と強弁してしまいます。
ですから、地番図を使う方がずっと精度が良いです。
どうすればいいか?地番図を買えということですね…。