キツネに感じるM座標値

シェープでサポートしている座標系は、XY,XYZの他、XYM,XYZMがあります。MはMeasuredの意味で、何らかの計測値を放り込むというところまでは分かっていましたが、どういった使い道があるのかがいまひとつ不明だったのところ http://www.esrij.com/support/arcview3/material/mesh/infomail/infomail_030.html に迷い込みました。
ラインストリングやポリ系でフィーチャー内の構成要素ごとに属性を振りたい場合に使用するもので、値は作成者が任意に決めるものである、ということなのでしょうか。うーん、どうにもキツネにつままれたような…。
で、このESRIジャパンさんのページを紹介されていたページ「飛べない日々」では、

古い時代の限られたリソースで効率的にデータ処理をしなければいけない、という状況で、図形と属性で格納先をわけたshapeファイルの構造上必要に迫られて作られた仕様、という感じなんでしょうか。

http://www.saruga-tondara.net/d/?date=20040902

とおっしゃっていて、そう言われたらそんな気がします。
M軸を時間軸ととらえたら、時空間を表現できるような気もします。きっちりサポートされているなら、という条件付きですが、時間軸を入れた点、線、面、体等に関する幾何的な解析が一気に行えるかも知れません。たとえば、時間に対してリニアに移動するポイント二点があって、どこでぶつかるかは、4次元の線分の交点を求めればいいわけです。が、必要かどうかは分からにゃい。
少なくとも、現時点の私には必要が無かったりします。無責任。